大人気漫画・アニメ「ワンピース」のファンがフェイスブック上で知り合って立ち上げたワンピースクラブのオフ会が去る13、14日に御坊市や由良町などで開かれ、全国から集まった会員17人が名物のせち焼きや白崎海岸などの名所を満喫した。同クラブ発足当時から会員の市内薗、バー中(ATARU)のオーナー中村直樹さん(40)が企画したオフ会で、ワンピースを架け橋に民間レベルでの誘客、地元PRに一役買ったといえそう。
 ワンピースは個性豊かな海賊たちが笑いあり、感動あり、涙ありの物語を展開。週刊少年ジャンプに連載されており、アニメや映画でも大人気となっている。中村さんはもともとワンピースの大ファンで、自身が経営するバーにもフィギュアや登場キャラクターの手配書など関連グッズがずらり。そんな中、2年前にフェイスブックで知り合ったファン仲間と一緒にワンピースクラブを立ち上げた。当初、会員は30人ぐらいだったが、ワンピース人気でいまは200人にまで増えた。
 オフ会はネット上で知り合った人たちが実際に出会う場で、ワンピースクラブのオフ会は年間を通して全国各地で定期的に開催しており、中村さんも参加。そうしているうちに「次は和歌山で開こう」ということになった。中村さんはこの機会に和歌山を知ってもらおうとオフ会の旅程を企画し、関東、東海、関西、九州の22歳から45歳までの男女が参加。紀三井寺で和歌山ラーメンを食べたあと、有田川町の明恵峡温泉でのんびり。さらに白崎海岸では白亜の石灰岩と青い海のコントラストが美しい夕景を楽しんだ。夕食は市内薗の串もん屋「魂」でせち焼きや串カツに舌鼓。このあと、ATARUでワンピース談義に花を咲かせ、登場キャラクターのコスプレなどの余興でも盛り上がった。参加者からは「とても楽しかった。また来たい」などの声が聞かれ、早速フェイスブックで紹介すると他の会員から「私も行けばよかった」などのコメントが寄せられたという。中村さんは「ワンピースの登場人物は仲間意識が強い。私たちのファンクラブもそういった絆を大切にしているからこそ、和歌山まで来てくれるのだと思う」と話している。