仁坂吉伸知事は4日から6日まで香港を訪問し、経済や観光分野の団体、企業のトップと会談。日本のジェトロ(日本貿易振興機構)にあたる香港貿易発展局ではフレッド・ラム総裁と経済交流活性化について話し合い、双方の関係強化、協力促進を目的とした覚書を交わした。
同局は香港企業や海外企業の香港での活動を支援し、貿易や投資の発展と販売促進、香港のイメージアップを世界40カ所で展開。今回の覚書締結は日本の都道府県としては初めてで、県内企業と香港企業のビジネスマッチング、相互訪問、見本市への参加等に関する支援を受けることが可能になった。
仁坂知事は10日の定例会見で今回の訪問を振り返り、「香港には東南アジアや中国本土に商権を持っている貿易商社、中小企業がたくさんある。先方は日本のものを扱って儲けたいと考えており、和歌山県には香港を通じて各国に売り込めばヒットするような商品が多い。今後はこの貿易発展局のルートを通じて、香港、中国、東南アジアにどんどん和歌山の商品を売っていきたい」と話した。
観光分野では中紀バスの高垣太郎社長、紀州南部ロイヤルホテルの松山隆一支配人ら県内6社の8人とともに、香港から最も多く和歌山県へ観光客を送り込んでいるEGLツアーズの袁文世社長を訪問。今後の和歌山への一層の誘客について意見を交換した。

