グリーン日高、紀州中央、みなべいなみの3JAは22日、そろって総代会を開き、3JAの合併予定日を来年4月1日にすることを盛り込んだ事業計画案を原案通り承認。7月からは3JA職員を配置した事務局を紀州中央本所に開設する。今後は理事らで作る推進委員会が販売体制や本所の位置など具体的な検討に入る。地区懇談会で組合員の同意を得られれば、来春には販売額が県内トップのJAが誕生する。
 3JA合併は、経営基盤の一層の強化などへ向けて数年前から協議が進められており、昨年度の総会以降は3JA組合長や常勤・非常勤理事ら各11人ずつでつくる合併推進委員会を立ち上げ、各JAの資産などを調査し合併へ向けた地区懇談会を開催。組合員に理解を求めるとともに、意見をくみ上げてきた。これまでの地区懇や総代会では目立った反対意見はなく、順調に進んできた。
 本年度の総代会でも3JAとも推進へ向けた取り組みが承認され、いよいよ具体的な内容を協議していくことが決まった。今後のスケジュールは、7月に3JAの職員ら14人が所属する「合併推進委員会事務局」を紀州中央本所内に開設。合併推進委員会で検討する議題などの調査が主な仕事で、協議をサポートしていく。
 今後は推進委員会が本所の位置をどこにするのか、すでに各JAでブランド化されている作物の販売体制をどうするか、職員の給与、理事数の地域別の割り当てなど細部を検討。新しい名称は発足の4カ月前までに登録する必要があり、公募も含めて早急に話し合っていく。10月下旬から11月にかけて地区懇を開き、組合員に新しい体制を示して同意を得られれば、12月にも合併総会を開催。以降は設立委員会を組織し、新しい組合長の選出など4月1日のスタートへ向けた準備に入る。紀州中央の芝光洋組合長は「組合員の意見を聞きながら、3JAで細かい部分を調整していきたい」と話していた。