日高川のアユ漁が、 全国のトップを切って1日に解禁される。
 ことしも、 おととし9月の台風12号豪雨の影響で、 天然遡上 (そじょう) は例年より少ないながらも昨年よりは多い37万匹を確認。 シーズン中50万匹が見込まれている。 日高川町松瀬、 日高川漁業協同組合ではシーズンを通して椿山ダム上流に150万匹、 下流に100万匹の計250万匹を放流する予定。 釣りのポイントとしては台風被害が小さかった田辺市龍神村宮代―大熊間がよさそう。
 休漁期間や禁漁区などの制限はなく、 年券は5月1日からの早期解禁が1万3650円、 20日以降の一般解禁は1万500円、 日券は3150円。 県内河川の解禁日は3年前まで5月26日になっていたが、 おととしの県の内水面漁業調整規則変更に伴い、 解禁日を5月1日に前倒し。 日高川はおととしについては試験的に解禁日を3日とし、 10日間の休漁期間や禁漁区を設けていたが、 昨年からこれらの制限を撤廃した。