近畿、 東海地方を舞台に行われているクラシックカー春の祭典 「ラ・フェスタ・プリマベラ2013」 は、 3日目の22日に日高地方入り。 全国のクラシックカー愛好家らの70台が、 市内日高港新エネルギーパーク、 日高川町道成寺、 由良町白崎オーシャンパークのチェックポイントを次々と通過した。 歌手でレーサーのマッチこと近藤真彦さんら有名人も参加しており、 沿道に詰め掛けた見物人からは大歓声が起きていた。
 日高港新エネルギーパークでは午前7時45分から赤や緑、 黒色などの高級クラシックカーが次々と入場し、 時代衣装を着た県のきのくにフレンズからチェックポイント通過の証となるスタンプを押してもらった。 タレントの堺正章さんが到着したときには歓声が起き、 数台あとに赤のアルファロメオに乗った近藤さんがやって来ると、 黄色い声援も飛び交うなどで一層大盛り上がり。 近藤さんはあいにく帽子にサングラスという姿で顔はよく見えなかったが、 チェックポイントの際には手を上げて声援に応え、 見物人とハイタッチするファンサービスもあった。
 スタンプの順番待ちの間には柏木征夫市長と御坊商工会議所の吉田会頭が地元のしょうゆやみその土産物セットをプレゼント。 国土交通副大臣の鶴保庸介参議院議員も応援に駆けつけ、宮子姫の 「みーやちゃん」、わかやま国体の「きいちゃん」、JA紀州中央の 「きちゅうくん」も地元PRに一役買った。沿道には月曜の早朝という時間帯にもかかわらず多くの見物人が詰めかけ、 地元の塩屋小学校5、6年生も小旗を振って歓迎した。参加したドライバーは「ここの地域はみんなで出迎えてくれるのでとてもうれしい。きょうはちょっと肌寒いが、天候がよく最高の気分です」と話していた。
 クラシックカーイベントは20日に愛知県出発、23日に大阪府ゴールで行われている。 御坊などがコースに選定されたのは昨年に続き2回目となった。