5月14日告示、 19日投開票の日高川町首長選に向け、 立候補予定者の公開討論会が、 5月6日午後7時半から川辺西小学校体育館で開かれることが決まった。 有権者にリーダー選びの参考にしてもらおうと 「日高川町の明日を考える会」 が主催。 一騎打ち確実の現職、 玉置俊久氏 (63) =玄子=、 元役場公室長の新人、 市木久雄氏 (61) =下田原=は、 ともに 「考えや思いを知ってもらうのにいい機会」 と話している。
 「日高川町の明日を考える会」 は、 玉置氏、 市木氏の両後援会会員や一般町民らがメンバー。 代表は玉置氏後援会の長岡均、 市木氏後援会の熊谷重美の両会長。 町民のよりよい暮らし、 町政の発展へ、 合併9年目を迎える町のかじ取り役を選ぶにあたり、 より多くの人に立候補予定者の考えや施策、 抱負、 思いなど聞いて参考にしてもらおうと企画した。
 同町では8年前の前々回にも新町初代首長を選ぶにあたり、 阪本信夫川辺町長 (当時66歳) と笹朝一中津村長 (同66歳) による公開討論会を川辺、 中津、 美山と場所を移しながら3夜連続で開催。 4年前の前回は日高川交流センターで開き、 元町議会議長の林雅臣氏 (当時67歳)、 今回再選へ出馬表明している玉置氏 (同59歳) が激論とアピールで火花を散らした。
 当日は午後6時半開場で、 討論は1時間半程度。 まず立候補予定者2人が自己紹介や町政への熱い思いなどアピールしたあと、 討論が開始。 重要項目として 「日高川町をどのような町にしていくのか」 「基幹産業の振興策は」 「教育福祉問題」 の3つのテーマについて、 立候補予定者が互いの考えや施策などアピールする。 続いて立候補予定者同士による質疑応答。 相手に対し、 掲げている公約や施策などについて質問や疑問をぶつけ、 それに答える。
 日高川町の明日を考える会では 「今後の町のかじ取り役を選ぶ重要な選挙です。 立候補予定者の話を聞いて選択の材料、 投票の参考にしてもらえれば」 と多くの参加を呼びかけている。 会場には800席を設ける予定にしている。