和歌山工業高等専門学校 (堀江振一郎校長) が既設の実習工場を改修して進めていた 「ものづくりセンター」 が完成し、 15日に開所式を行う。
 実習工場は、 建築から40年以上経過して老朽化が進んでおり、 同校では昨年夏から改修に取り掛かっていた。 工事では改修、 耐震補強するとともに、 新たに 「ものづくり工房スペース」 を新設。 学生が思い浮かんだアイデアをすぐに試作に移すことができるよう、 これまであった機械に加えて設計ができるコンピューターなど充実した設備を整え、 学生の創造力・技術力の向上を目指す。
 開所式では看板を除幕し完成を祝うほか、 施設見学などを行う。