市が平成24年度事業で進めていた橋梁 (りょう) 長寿命化計画が、 完成した。
 橋の修繕を効率的に行うことで耐用年数を伸ばしていくのが目的。 25年度から34年度まで10年間で、 市道に架かる御坊大橋や野口橋、 王子橋など31カ所の橋の修繕内容と時期を設定している。 また、 28年と33年には点検業務も行う。 修繕費用については年間で6000万円程度を見込んでおり、 計画の10年間では約6億円が必要。 しかし、 厳しい財政状況の中で計画通り進めていくのは難しい面がある。 担当課は 「すぐに修繕しないと崩落するというような危険な橋はない」 と説明している。 今後、 橋の修繕を行う場合に長寿命化計画を策定しておかなければ、 国の補助金が交付されない仕組みにもなっている。 市では市営住宅の長寿命化計画も策定したが、 これも同様。