5月14日告示、 19日投開票の日高川町首長選に向け、 出馬表明している元役場公室長の市木久雄氏 (60) =下田原=の後援会 (熊谷重美会長) は8日、 初湯川の愛徳荘で美山地区決起集会を開き、 支持者ら約200人が選挙戦へ結束を固めた。
 花田健吉、 冨安民浩両県議、 町議7人も出席。 熊谷会長は 「市木さんは誠実で実行力があり、 きめ細かい心配りができる人」 と紹介。 花田県議は 「公室長をしていた市木さんは行政マン。 財政、 福祉、 教育に至るまですべて分かっているので任せても間違いありません」、 冨安県議は 「きっちりとした町政を築くには、 地に足がついた行政と地域の生活が分かっている市木さんがふさわしい」 とエール、 支持を呼びかけた。 市木氏は 「有言実行、 信頼される町政をキャッチフレーズに農林業を中心とした産業振興など6つの重点施策、 美山産品販売所の建設など6つの公約の下、 安心安全で町民の皆さまが豊かに暮らしていける町にしていきたい、 町政を変えなければならないという強い思い」 と力を込め、 現町政に 「観光、 イベント中心の行政でいいのかという疑問がある。 このままでは豊かな暮らしはありえない」 と批判。 「町内の現状を振り返り、 町民の皆さまが何を求めているのかをわきまえながら新しいこと、 期待される事業に命がけで取り組んでいきます。 私に町政を託していただきたい。 一生懸命頑張って選挙戦を勝ち抜いていきたいので、 今後とも力強いご支援をお願い致します」 と訴えた。 最後は全員でガンバローコールで気勢を上げ、 結束を固めた。
 市木陣営では30日の事務所開き以降、 集会はこれで5カ所目。 選挙戦は、 現職の玉置俊久氏 (63) =玄子=との一騎打ちが確定的な状況で、 支持獲得、 支援拡大へ町内全域でローラーやミニ集会など激しい前哨戦が繰り広げられている。