ニューアルバムをひっさげ、 全国弾き語りツアー真っ最中のシンガーソングライター、 宮井紀行が5日、 和歌山市内のラグタイムでライブを行い、 ふるさとや東北被災地復興への想いを込めた新曲など6曲を披露した。
 客席には地元の和歌山工業高校時代の友人や遠くは活動拠点の鹿児島からの追っかけもいて、 「のりちゃん、 お帰りぃ」 のかけ声も。 最新の3rdアルバム 『Keep on Walking』 から、 鹿児島県喜界島ののどかな路線バスの風景をうたった 『幸せ行きの島のバス』、 東日本大震災の被災地にエールを送る 『不屈の詩』 などのほか、 アンコールではファンにさらなる飛躍を誓って、 『あしたよなぁ』 を熱くうたいあげた。
 先月15日から桜前線とともに北上、 東北を折り返したツアーも終盤。 約2年ぶりの和歌山市のこの日はわんだーらんどの東岸誠がMCを務め、 白浜出身でメジャー時代の先輩にあたる古家学もギターを手にヒット曲 『Yhoo! You're! Yhoo!』 などを披露した。