美浜町の住民憩いの吉原公園で、 遊具やトイレに落書きをされるなどのいたずらが続いており、 管理の町教育委員会職員が対応に追われている。
 松林に囲まれた静かな公園には子どもたちが遊ぶジャンボすべり台やアスレチックの遊具があり、 休日や天気のいい日は多くの人が訪れる人気のスポット。 29日にはすべり台とトイレにマジックの落書きが見つかった。
 すべり台はらせん状の階段が壁に囲まれ、 周囲からは見えない内部で隠れてたばこを吸う中高生がいるため、 教委はその吸い殻が落ちていないかを毎日確認。 今回、 吸い殻はなかったが、 壁の内側など数カ所に 「うんこ」 「ハゲ」 やハングル文字の落書きがあった。
 また、 トイレ (男女兼用) の個室のドアにもアニメのキャラクターや訳の分からないロゴマークのような落書きがあり、 いずれも27日午後から28日夜にかけて書かれたとみられている。
 同公園は以前から、 トイレの大便器にサランラップがかけられたり、 小さな子どもが乗って遊ぶキリンの遊具の首がたたき折られるなどのいたずらが続発。 最近はペットボトルや菓子類のごみの散乱が目立っているという。