美浜町田井出身で、鹿児島を拠点にソロ活動を展開しているシンガーソングライター、宮井紀行さん(35)が15日、弾き語りライブツアー「Keep on Walking」をスタートさせた。桜前線とともに九州から北上、東北の被災地3県も含め、4月8日の福岡まで全国15都市。ふるさと和歌山では5日に和歌山市の本町ラグタイム、6日に田辺市上屋敷のララ・ロカレで行う。
 昨年末にリリースした3枚目のフルアルバム『Keep on Walking』は、編曲にチャゲ&飛鳥やAKB48、長渕剛らを手がける関淳二郎ほか、クレモンティーヌやエリック・マーティン(BIG)のギターを担当した目木とーる、CHARAの初期の楽曲を手がけた平田みずほを迎えてレコーディング。さらに録音した音源は、PSYなども使う韓国のjfsスタジオでマスタリングを仕上げた渾身の一枚。今回のツアーは15日の屋久島を皮切りに、20・21日長崎、22日岡山、23日大阪(枚方市HANG ON CAFE)、24日福井、25日富山、26日福島、27日・28日宮城、29日岩手、31日東京、4月5・6日和歌山、7日兵庫、8日福岡となっており、宮井さんは日高地方のファンに向けて「紀州イズムを胸に魂込めてうたってきます。どこかの会場で皆さんに会えるのを楽しみにしています。とくに和歌山で」とメッセージをくれた。
 和歌山の2公演はいずれもゲストを迎え、前売り2000円、当日2500円。5日のラグタイムは午後7時開演、6日のララ・ロカレは午後3時開演。問い合わせはラグタイム℡073―431―1355、ララ・ロカレ℡0739―34―2146。