23日から25日までの3日間、高松市総合体育館で開かれる平成24年度第13回全日本中学生バドミントン選手権大会に、県代表選手として由良中学校1年生の松下羽衣さんと東濱梨那さんが出場する。1年生ながらこれまでの大会での活躍を評価され選出。「初戦突破を目標に頑張りたい」と闘志を燃やしている。
 選抜メンバーは、これまでの大会の結果を踏まえ9人を選考。2人は昨年12月の中学生新人県大会でペアを組んで出場し、ダブルスで優勝、松下さんはシングルスでも優勝。このほかの大会でも常に上位入賞するなど活躍した。昨年秋に選抜メンバーに決定し、以降はメンバーだけの強化練習に参加してきた。全国大会には49チームが出場。予選リーグ、決勝トーナメントで争われ、和歌山は予選で長崎、群馬と対戦する。
 松下さんは細かな動きでシャトルを粘り強く拾い相手のミスを誘うプレースタイルで、東濱さんは力強いスマッシュが得意。2人とも小学校のころから地元のクラブに所属し活躍しており、全国大会への出場経験もある。今回の全国大会でもレギュラーメンバーとして出場する予定で、東濱さんは「まずは1勝したい」、松下さんは「チームに貢献できるよう頑張る」と意気込んでいる。
 12日には由良町役場へ畑中雅央町長を訪問。畑中町長は「頑張ってきてください。また今後も国体などへの出場に期待しています」とエールを送った。