「読売巨人軍さわやか野球教室」 (読売新聞田辺支部主催) が2日にみなべ町の共和球場で行われ、 地元の少年野球チームのメンバー110人が元プロ野球選手の定岡正二さんと駒田徳広さんから指導を受けた。走塁、打撃、 投球などのコツをみっちりとアドバイス。駒田さんは「野球の楽しさを伝えたい」と話し、子どもたちも 「今後の練習に生かしたい」と目を輝かせていた。  町内の6チームが参加。 最初に子どもたちと一緒に記念撮影を行ったあと、 実技で練習に入った。 走塁、 キャッチボール、 守備、 投球、 打撃について定岡さんと駒田さんが手取り足取りアドバイス。 キャッチボールでは 「気を抜いたりしないで、 緊張感を持って。 ボールは怖がらずに友達と思ってほしい」、 投手の心構えでは 「マウンドに立つまでは一番下手と思って練習すること。 しかし、 マウンドに立てば一番上手という強い気持ちが大事」 などとアドバイスした。 打撃では 「素振りをする時はただ何も考えずに振るだけでなく、 振る前には必ず投手が投げてくることを意識して振ることが大事」 と指導した。 埴田少年野球チームの中川颯真君 (6年) は投球フォームをみてもらい、 「体重の移動について教えてもらった。 ちょっと上手くなったように思う」、 上南部少年野球チームの坪田幸也君も 「投げる時に力みすぎないようにと指導を受けた。 アドバイスでコントロールがよくなった」 とニッコリ。 駒田さんは 「子どもたちに野球の楽しさを知ってもらい、 もっと野球を好きになってほしい」 話していた。