内閣官房副長官に就任した世耕弘成参議院議員の国政報告会が3日、 みなべ町気佐藤のJAみなべいなみ本所で開かれ、 支持者ら約70人が参加した。
 主催は世耕弘成後援会みなべ支部 (三前雅信支部長)。 冒頭で三前会長が 「先の民主党政権で壊れてしまった経済、 外交などを回復し、 安定した政治を取り戻してもらいたい」 とあいさつし、 小谷芳正町長、 坂本登県議もエールを送った。
 世耕氏は 「就任以来とにかく忙しく、 4時間寝るのがやっと。 気が休まる間がないくらい」 と近況を話し、 「一日も長く安倍さんに総理をしていただくことが大事で、 いまの内閣に日本の運命がかかっている」 と述べた。 重要政策についてはデフレ脱却、 企業の成長戦略などを挙げ、 「経済はいまのところ順調なスタートを切っており、 株価が上がって円安となっている」 とした。
 外交については 「日米同盟の強化、 アジア諸国と国際ルールの確認などを行い、 中国の包囲網をつくることが大事」 と強調。 アルジェリアで日本人10人が犠牲となった事件では、 政府の対応なども振り返って話した。
 この日は御坊市、 美浜町、 印南町、 日高町、 由良町でも報告会が開かれた。