自分がかかったから言うわけではないが、 診察を受けた医者によると、 日高地方でもインフルエンザがぼちぼち出始めているようである。 帰宅後やご飯前の手洗い、 うがいの励行、 マスクの着用、 人ごみを避けるなど、 それぞれ十分な注意をしていただきたい。
 インフルエンザはどうやって人から人にうつるのか。 感染経路はせき、 くしゃみの飛まつだけにとどまらず、 菌を持っている人が触れたものから菌をもらう接触感染、 同じ部屋などにいることで起きる空気感染もあり、 感染力が強烈なのである。 医者に言わせると 「無理して学校や会社にいっても菌をばらまくだけの話」 で、 熱が下がってから最低でも3日は人との接触を避けるべきだという。 しかし、 仕事柄そうもいってられない人もたくさんいるだろう。
 そこでインフルエンザ予防対策。 まず最も有効とされているのがワクチン接種。 ただ、 気をつけなければならないのは、 完全ではないこと。 医者によると、 予防接種をしても2割の人が感染してしまうらしい。 症状は予防接種していない人より軽いが、 軽い症状がゆえにインフルエンザと気付かないうちに感染を拡大させてしまう恐れがある。 ならばさらに予防方法は? ネットによると、 首からかける小型空気清浄機や放電で室内のインフルエンザ菌を完全に分解、 除去できる装置なんかもあるらしい。 「超心配な方には防護服」 とあったが、 ここまでやると日常生活に支障が出そう。 あと、 お茶のカテキンもインフルエンザの殺菌に効果があるそうだ。 何にしてもこれからのシーズン、 できる範囲で対策を取ろう    (吉)