22、23の両日、日高町荊木のマツゲンスポーツグラウンドで開かれる近畿高校選抜ホッケー大会女子の部に、紀央館が2年連続出場を果たす。兵庫を除く5府県の代表が集まり、3枠の全国出場を争う。紀央館女子は昨年2連敗で全国切符を逃しており、リベンジにかける意気込みは相当。近畿は全国屈指の強豪が勢ぞろいしているものの、「地の利も生かして上位3チームに入りたい」と6年ぶり2度目の大舞台へ闘志を燃やしている。
 女子の部には紀央館のほか、天理(奈良)、羽衣学園(大阪)、立命館(京都)、伊吹(滋賀)が参加。初日にA、Bの2プールに分かれて熱戦を展開。2日目にプールの順位に応じて代表決定戦が行われる。3チームが入るAプールは総当たりで1位になれば大舞台出場が決まり、2日目の代表決定戦ではA、Bプール2位同士、Aプール3位とBプール1位同士の対戦で勝者に全国切符が与えられる。紀央館はAプールでまず天理、羽衣学園と激突する。
 天理、羽衣学園、立命館、伊吹の4チームはいずれも全国大会の常連。特に羽衣学園はことしの春、夏の全国大会覇者、天理は春の準優勝校、伊吹は両大会3位入賞の強豪だ。紀央館は実績では劣るものの、昨年秋から県公式戦4連覇中の勢いがある。戦力的にはGK・成川、DF・杉浦を中心とする守備陣が充実。MFの佐と宮井のゲームコントロールが光り、スピードのあるFW・白井、決定力を持つ磯嵜の得点力も引けを取らない。先月の県新人大会からは「ボールのキープ力が上がってきた」とレベルアップし、昨年のリベンジへ順調に仕上がってきている。
 新チームになって伊吹と練習試合を行い、1勝1引き分けと互角の勝負ができたことも自信につながっている。喜多英登監督は「全国上位の強豪ばかりとの対戦。厳しい戦いになると思うが、粘り強く最後まであきらめない試合をしたい」と話し、「自分たちが普段練習で使っているグラウンドでの試合。地の利もあると思うので、失点を少なく、カウンターやセットプレーからの得点機をものにできればチャンスはある」と期待を膨らませている。佐伊吹主将(2年)は「地元なので落ち着いて試合ができると思う。少ないチャンスを生かして好ゲームをしたい。今度こそ勝ちたい」と大一番へ向けて力強く抱負を語り、本番を前にシュートやパスなどの練習に余念がない。
 紀央館女子の試合はプール戦の22日が正午から羽衣学園と対戦し、午後3時から天理と顔を合わせる。翌23日の代表決定戦(Aプール1位になれば不出場)はプール戦2位なら午前10時から、3位なら同11時半から試合開始となる。全国大会は来年3月22日から27日までの6日間、東京都で開かれる。