高円宮妃久子さまが、 17、 18の両日に日高川町で開かれる 「第24回星空の街・あおぞらの街全国大会in日高川町」 に出席されることが7日、 発表された。 町内では全国大会の会場となっている日高川交流センターやかわべ天文公園のほか、 道成寺や日高川漁業協同組合なども訪問される。 来県は、 22年10月に和歌山市で開かれた県赤十字大会以来2年ぶり7回目。
 皇室の日高川町訪問は、 昭和58年7月に天皇陛下が皇太子時代に道成寺を訪問されて以来29年4カ月ぶり。
 高円宮妃さまは、 まず日高川漁業協同組合を視察し、 昨年9月の台風12号豪雨による町内の被害や復旧状況を聴取される。 きのくに中津荘での昼食後、 日高川交流センターで開かれる全国大会の式典に出席し、 あいさつされる。 続いて寒川第一小学校、 早蘇中学校の児童生徒、 天文公園による星空観察報告会や北海道大学圦本尚義教授の記念講演 「はやぶさが持ち帰った宇宙のおみやげ」 を聴講。 その後、 天文公園で星空観望を楽しみ、 みなべ町の紀州南部ロイヤルホテルで夕食会に出席される。 翌日は田辺市の南方熊楠顕彰館を視察したあと、 道成寺を訪問。 絵とき説法を楽しまれる予定になっている。
 きのくに中津荘と道成寺本堂前で一般奉送迎 (日の丸で出迎え、 見送り) を実施。 中津荘は出迎えが17日午前11時20分、 見送りが午後1時。 道成寺本堂前は18日午前10時、 見送りが11時50分で、 町ではいずれも10~15分前に来るよう協力を呼びかけている。