日本中が喜びに沸いた山中伸弥京大教授 (50)のノーベル医学・生理学賞受賞のニュースに、 中学・高校時代の同級生でいまも親交のある世耕弘成参議院議員 (50) も大喜び。 受賞が決定した8日夜は大阪で同級生が集まり、 日付が変わるまで友達の快挙を祝ったという。
 山中教授は大阪教育大付属天王寺中学・高校の出身で、 6年間を通して柔道部に所属。 家も近所だった世耕氏とは道場でともに汗を流し、 中学3年生のときは世耕氏が生徒会の会長、 山中教授が副会長を務めた。
 世耕氏は同級生として受けるマスコミの取材に笑顔満面、 卒業アルバムを開くなど懐かしい思い出を披露。 受賞決定前から得意のフェイスブックやツイッターで 「どうなるかとても楽しみ」 と親友への吉報を待つ心境をつぶやき、 決定の知らせに 「中学時代から正義感が強く、 真理を探究するタイプだった。 今回の受賞も病気で苦しむ人を救いたいという彼の正義感が原点にあるのではないか。 友人として心からうれしく、 誇りに思う」 と話している。