御坊商工会議所、宮子姫顕彰会、市観光協会のミス宮子姫コンテストは、1日に日高新報と紀州新聞を活用した読者投票の結果が発表された。投票総数は6597人。見事ミス宮子姫に選抜されたのは、3716票でトップ当選した受付番号4番の中島寛菜さん(23)=印南町印南・きのくに信用金庫御坊営業部勤務=、次いで666票を獲得した受付番号1番の三井若菜さん(19)=広川町津木・レストラン雲水勤務=の2人。今後1年間を通して各種イベントでオフィシャルコンパニオンとして活躍してもらう。
 表彰式も1日に商工会館で開かれ、 ミス宮子姫の2人に賞金10万円、 副賞の版画 (㈱川瀬林業提供) と缶ジュース (南海果工㈱) を贈呈。 コンテスト実行委員長の吉田御坊商工会議所会頭は 「宮子姫のイメージにふさわしい女性を選ぼうということでコンテストを実施した。 選ばれた2人には市及び日高郡の知名度アップと地域活性化へ頑張ってほしい」 とあいさつした。 このあと、 市役所も訪れて結果報告。 柏木征夫市長は 「御坊の歴史や文化も勉強して、 しっかり売り込んでほしい」とエールを送った。
 中島さんは 「たくさんの応援をいただき、 びっくりするとともに大変感謝しています。 大学では観光学部だったので、 以前から地域活性化に関心がありました。 宮子姫の名に恥じないよう頑張ります」、 三井さんは 「職場が道成寺に近いので、 憧れの髪長姫 (宮子姫) を身近に感じていましたが、 また少し近づけた気がします。 応援してくれた皆さまと地域の方々に認めてもらえるような活動を目指します」 などと、 それぞれ持ち前の明るい笑顔で話していた。 当面は今月28日の宮子姫顕彰祭、 11月4日の宮子姫みなとフェスタ、 同月11日の復活商工祭でのPR活動を予定。 商工祭ではかつての 「ミス商工祭」 のようにオープンカーでのパレードなども検討している。
 投票結果については3位以下が非公表。 2位の三井さんと3位の票差は165票だった。 宮子姫応募者全員に商品券3000円分と玉子(ヨシダエルシス㈱)、スポーツ用圧縮袋(大洋化学㈱)、お香(㈱阪本)、パン(㈱サノ)、缶ジュース(南海果工㈱)が贈られた。