御坊商工会議所などのミス宮子姫コンテストの投票が27日で締め切られ、 いよいよ上位得票2人のミス宮子姫が1日に発表、 表彰される。 今後1年間を通して2人には各種イベントで活躍してもらうことになっており、 宮子姫、 日高地方の発信に期待がかかる。
 今回は日高新報と紀州新聞に掲載された用紙を使って読者の投票形式で選抜した全国初の試み。 いま言うにはまだまだ早いかもしれないが、 もっとたくさんの人に投票してもらい盛り上げるためにはさらに工夫が必要だと感じた。 例えば投票所が市内5カ所だけだったが、 投票の権利を持っている読者は日高地方全域。 筆者の地元旧美山地区でも 「投票したいけど近くに投票所がない」 という声を聞いた。 どうせなら周辺町やJAなどの協力を得て、 各地に投票箱を設置するのも手だろう。あとよく言われたのが、投票する側に何か特典をつけること。 例えば投票者に番号付きの引換券を渡して、 その番号で抽選してプレゼントを用意するとか。 今回は企画から実施まで短期間で準備ができなかったが、もっと早い段階から企業や個人から協賛金を集めればプレゼント代金ぐらい出るのではないだろうか。
 最後にもう一つ。 女性からの要望だが、 「どうして男性のコンテストをしないの?」 「男性も見てみたい」 とよく言われる。 あくまで主役が宮子姫だから女性が対象になるのは仕方ないが、 幸い宮子姫物語には紀道成や藤原不比等などの男性も登場する。 盛り上げるという意味では男女両方のコンテストを実施するのもいいかもしれないと思ったが、 さてどうだろう。     (吉)