南部高校硬式野球部で今月上旬、 2年生部員が1年生部員を殴る暴力行為を起こしていたことが分かった。
 県教委によると、 1年生同士がけんかしていたことに対して2年生部員が注意したが、 翌日になってもまた同じ部員がけんかしていたため、 再び2年生部員が注意した際に手を出したという。 現在は部活動を自粛中で、 同校は県教委と高野連に報告した。 すでに出場が決まっている今月29日から始まる秋の県2次予選の出場についても今後の対応を検討するという。 同校は生徒や保護者を対象とした説明会を開くことにしており、 森順教頭は 「重く受け止めている。 再発防止に努めていきたい」 と話している。 同野球部は3月にも部員同士の暴力事件があり、 1カ月間自粛したばかりだった。