10月6日宵宮、7日本祭りの日高町阿尾、白鬚神社(若田正孝宮司)の秋の祭礼クエ祭へ向けて9日朝、主役のクエが阿尾漁港に届いた。長崎県産の体長1・3㍍、重さ28・7㌔の大物。若田宮司らが豪快にさばき、祭礼行事に備えた。
 ことしの当屋衆は神置きの清水次巳さん(68)ら13人で、午前8時に比井崎漁協市場へ集合。若田宮司、当屋衆が協力して届けられた大物を解体していった。クエは数時間で内臓、身などがきれいに取り除かれ、ほとんど皮と骨だけの状態。その後は塩漬けされたあと天日に干され、祭礼当日にワラを詰めて縫いつけ、丸太にくくられてクエ神輿となる。
 クエ祭は若衆らがクエ神輿を奪い合う姿が迫力満点で、勇壮さが売り物。奇祭として広く知られている。