第22回日本クラシック音楽コンクールピアノ部門高校の部の予選は各地で行われ、 栗林あずささん (美浜町) の教室から玉寄杏奈さん (日高高総合科学科2年) が大阪大会、 和歌山大会の2つの予選を通過。 10月の本選に出場する。
 予選ではバッハの 「平均律Ⅱ」、 ショパンの 「24の前奏曲」 op. 28―8、 ラフマニノフの 「エチュード (音の絵)」 を演奏。 指導の栗林さんは 「普段通りに落ち着いて演奏できたのがよかったと思います」 と評価した。 本選では、 大曲とされるシューマンの 「アレグロ」 op. 8を演奏する。 玉寄さんは 「この夏休みは、 今までで一番ピアノ一色の毎日でした。 練習では音づくりに悩みましたが、 その成果をコンクールで発揮することができてとてもうれしいです。 本選は大曲なので、 より一層頑張りたいと思います」 と意欲的に話している。