全日本ジュニアバドミントン選手権大会(JOC)の県予選が16日、向陽高校で開かれ、日高付属中2年の平岡琉衣さん(13)がシングルスのジュニア新人の部で2位、同3年の岡愛美さん(15)が同じくシングルスのジュニアの部で3位に入る活躍をみせた。結果、平岡さんは来月14日から宮崎市で開幕する全国大会の出場権を獲得。「1つでも多く勝ちたい」と話している。
 今回の予選のジュニア新人の部 (中学2年生まで) には22人が出場し、 平岡さんは3試合目の準決勝で敗退 (1―2) したが、 3位決定戦と2位決定戦はいずれも2―0で勝利。 全国大会出場を決めた。 172㌢の長身から打ち込むスマッシュは角度があり、 得意のクロスで相手をほんろう。 全国大会は小学校6年生のとき以来で、 初めてのジュニアオリンピックカップ (JOC) に母親の恵美さん (38) は 「途中であきらめることなく、 最後まで粘って頑張ってほしい」 と声援。 平岡さんも 「出場することができてうれしい。 1回でも多く勝ちたいです」 と笑顔で話している。
 岡さんは、 中学3年生から高校2年生までのジュニアの部に出場。 1回戦は不戦勝で、 2回戦は2―1で勝ったものの、 3回戦は技術、 体力とも1枚上手の耐久高校の選手に善戦しながら、 0―2で敗れた。 今大会を振り返り、 「相手が高校生ばかりのなかで、 いつも以上にサイドをよく拾うことができ、 1回でも勝ててよかった。 来年は私も全国大会に出場したいです」 と話している。
 2人は美浜町の和田小学校時代からバドミントンを習い始め、 現在、 学校にクラブがないため、 地元の青葉ジュニアクラブで練習している。