神村学園
020100000―3
000200000―2
智弁和歌山
 第94回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)6日目の13日、第1試合に県代表で地元2選手がベンチ入りする智弁和歌山が登場。九州ナンバー1の神村学園(鹿児島)に2―3で惜敗し、初戦突破はならなかった。
 智弁和歌山は4回、死球と敵失で無死一、三塁と攻め、天野の左越え2点適時打で1点差まで詰め寄ったが、得点はこの1イニングだけだった。初回の2死満塁であと一本が出ず、4回2得点後の無死二塁でも後続が凡退。7、8回は併殺打で好機を逃したのが痛く、打線も相手の好守に阻まれ、4安打と振るわなかった。先発・吉川は8安打を浴びながら3失点と踏ん張り、2番手・蔭地野も9回のピンチをしのいだが、神村学園右腕・柿沢、左腕・平薮の継投の前に5回以降本塁が遠かった。
 地元選手では阪本将太選手 (2年、 美浜町) が2番、 二塁で先発出場。 8回に代打を送られるまで3の1、初回に痛烈に中前へはじき返す安打があった。