近畿中学校総合体育大会ソフトテニス競技が7、8の両日、堺市の金岡公園テニスコートで開かれ、日高地方から御坊小学校出身で和歌山市の東中3年花岡希(のぞむ)さんのペアが準優勝。初となる全国大会(第43回全国中学校ソフトテニス大会、17日から19日まで山梨県甲府市)出場を決めた。
 近畿6府県から各8ペアの合計48ペアが出場し、 3チームごとの予選リーグ、 決勝トーナメントで熱戦を繰り広げた。 花岡さんは県大会と同じく同校の笠井佑樹さん (3年) とペアを組み出場。 予選は京都に4―1、 兵庫に4―3で勝利し通過。 決勝トーナメントは初戦奈良のペアに4―0、 2回戦は兵庫に4―3、 3回戦は奈良に4―0で勝ち進み、 決勝は大阪に1―4で敗れたが、 全国に出場できるベスト8に入った。
 小学1年生から地元の日高ジュニアでソフトテニスをはじめ、 粘り強くチャンスを狙うプレースタイルで小学生の時は各大会で上位入賞、 全国にも出場するなど活躍。 今大会を振り返り 「決勝の大阪は以前勝ったことがあるペアなので勝ちたかった」 と悔しさをにじませ、 中学に入って初めての全国出場に向けては 「優勝を目指して頑張ります」 と意気込み、 練習に励んでいる。