第57回全国高校軟式野球選手権県大会の決勝が26日に上富田町のスポーツセンターで開かれ、南部が新宮を3―2で下して2年連続8度目の優勝を飾った。中盤までに3点を入れてリードを保ち、最終回で2点を奪われたものの、安井、新谷の継投で逃げ切った。8月4、5日に佐藤薬品スタジアム(奈良県)で開かれる近畿大会に出場する。
南部
002001000-3
000000002-2
新宮
 序盤は両投手が安定した立ち上がり。 先手を取ったのは南部で3回、 先頭の7番樫本が四球で出塁、 続く平見、 水﨑の連続内野安打で無死満塁とし、 芝本が左翼前適時打を放ってまず1点。 なおも1死満塁から鐡川の中犠飛で2点目を入れた。 6回に相手投手の乱れから4四球を選んで押し出しで1点を加点し、 リードを3点に広げた。 最終回には1死後から3連続安打を浴びて2点を返されたが、 新宮の反撃もここまで。 後続を連続三振に抑えてゲームセットとなった。 池田哲也監督は 「選手が一丸となったことが優勝につながった」 と振り返り、 大阪と兵庫を除く4府県で行われる近畿大会については 「昨年の近畿で負けて全国出場を逃した。 ことしはその悔しさから1年かけて合宿や体力づくりなどで準備してきた。 あとは自分たちの野球をやるだけ」 と意気込んでいる。 メンバーは次の皆さん。
 橋本祐加 (責任教諭)、 池田哲也 (監督)、 田中歩弥 (マネジャー)、 山本彩乃 (同)、 新谷政人、 平見真也、 長瀧和真、 安田祐規、 芝本裕平、 水﨑達也、 安井誓史、 樫本竜、 鐡川飛翔、 船谷謙斗、 西田光希、 舟越彩人、 堀本光司、 三木芳峻、 東亮佑、 阪本慧太