本紙10面の企画コーナー。通常の記事より、 「パッと目に止まって気軽に読める」「知っている人が出ていないか必ず見る」「行政ネタなんかよりここが一番面白い」 という読者の人もいるなど好評だ。 筆者が担当しているのは、 木曜の 「心に光る歌ひとつ」 と、 土曜の 「WEEKLY CINEMA GUIDE」のコーナー。 各コーナーはおおむね2、 3人で担当しているのだが、 金曜の「うちのおじいちゃん」 だけは記者全員の持ち回り。
 本日の 「おじいちゃん」 は筆者が担当した。 アメリカに住む孫との久しぶりの再会に笑顔はじけるおじいさん。 今回は娘の4年ぶりの帰郷による再会で、 筆者が 「せっかくの機会だから」 と出演をお願いすると、 はじめは 「ご勘弁を」と言われたが、 そのあとすぐに快諾してくれた。その際、一緒に食事をしたが、 孫とのひとときがうれしいのか、いつもより若干酒量が多め。 同年代の子どもと元気いっぱいに遊んだり、初体験という手持ち花火におびえる孫の様子に終始目を細めていた。
 本紙で一番の長寿コーナーだという。これまでも料理人やJR職員、元公務員、販売員などなどさまざまな職業のおじいさん、おばあさんを取材。40代の若い人もいた。いずれの人からも目に入れても痛くないほどかわいい孫へのたっぷりの愛情が伝わってくる。祖父母と孫のほのぼのエピソードにも巡り合え、取材するこちらも和やかな気持ちにさせてもらっている。 中には恥ずかしがる人や、外孫の場合に子の嫁ぎ先の親に気を使って遠慮する人もいるが、 きっとかわいい孫とのいい思い出になるはず。「孫のために」と出ていただければ幸いだ。 (昌)