県と県文化振興財団主催、 御坊市教育委員会共催の 「千住真理子ヴァイオリン・リサイタル」 は、 10月21日午後2時から御坊市民文化会館大ホールで開催。 チケットは今月20日から前売りを開始する。
 千住さんは2歳半からバイオリンを始め、 全日本学生音楽コンクール小学生の部で1位。 12歳でデビューし、 日本音楽コンクールでは最年少の15歳で優勝するなど活躍。 慶応義塾大学卒業後、 指揮者の故ジョゼッペ・シノーポリ氏に認められて昭和62年にロンドン、 63年にローマでデビュー。 チャリティーコンサートなど社会活動にも関心を寄せ、講演会やラジオのパーソナリティなど多彩に活躍している。和歌山県を舞台としたNHK朝の連続テレビ小説「ほんまもん」のテーマを演奏した。
 当日はバッハの「アリオーソ」で幕を開け、作曲家の異なる3つの「アヴェ・マリア」、アルビノーニの「アダージョ」などを演奏。休憩をはさんで「赤とんぼ」「夕焼け小焼け」など日本の歌曲やアイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」などを聴かせる。ピアノは丸山滋さん。東京芸術大学大学院修士課程を修了後、ミュンヘン音楽大学で学ぶ。平成7年に帰国し、バイオリンやチェロの一流演奏家のパートナーとしてリサイタルやCDで活躍。
 チケットは全席指定、3000円。学生(高校生以下)は1000円の割引あり。未就学児は入場できない。同会館℡23―4881、市教育委員会℡23―5525、岡定楽器店℡22―1590で販売する。けんぶん友の会会員に限り、11日から13日までの午前10時~午後5時、同文化振興財団℡073―436―1331で電話予約を受け付ける。