昨年9月に台風12号で被害を受けた日高川町で救援活動を行った和泉市の陸上自衛隊第37普通科連隊第3中隊による行進訓練が7月3日、 同町内で行われる。
 行進は、 徒歩能力の向上と移動経路の偵察によって万一のときに備えるのが目的。 当日は隊員60人が午前8時に旧寒川中学校近くの寒川三差路を出発。 国道424号、 県道御坊美山線を通って高津尾地内の日高川交流センターまで行進する。 関係機関では道路交通など協力を呼びかけている。
 第37普通科連隊は県全域を警備担当区域としており、 第3中隊は日高地方を担当。 台風12号の災害時は県の要請により約100人の隊員が15日間出動し、 孤立集落への物資輸送や行方不明者の捜索などに尽力した。