日高歯科医師会(柏木健生会長)の第4回家族でよい歯のコンクール御坊保健所管内審査が16日に同所で行われ、日高川町小熊の中本千恵さん(33)、芽衣香ちゃん(4)母娘が最優秀賞に選ばれ、7月の県審査に進むことが決まった。
3歳児歯科検診受診者が対象で、ことしは歯科医師の推薦を受けた3組の親子が保健所審査に進んだ。この日は五木田美浜町歯科医院の五木田恒明院長やふぁみりあ歯科医院の小池亮博院長、野尻孝子所長が審査。中本さんは母娘とも虫歯がなく、歯ぐきや清掃状態、歯並びともすべて「非常に優秀」との評価を受けた。五木田院長は「母子とも教科書のような歯で、最優秀にふさわしい」、野尻所長も「健康状態もよく、全国審査に進出できることを期待しています」と話している。
看護師の中本さんは毎日朝、昼、夜の3回、歯磨きをしている。保育所に通う芽衣香ちゃんも自分で磨けるが、知恵さんが磨き残しのないよう仕上げている。普段から特別に歯の健康を意識しているわけではないが、母娘とも虫歯の治療経験はなし。同コンクールも保育所から連絡を受けて初めて知ったといい「最優秀に選ばれてびっくりしていますが、うれしいです。これからもしっかり歯磨きをしていきたい」と笑顔で話している。
優秀賞は岡本玲子さん、優真君母子(日高町)、串本美恵さん、琉夏ちゃん母娘(同)が選ばれた。最優秀賞と優秀賞は6月2日に印南町公民館で開催する 「よい歯のフェスティバル」 で表彰される。