子どもの日の5日、 みなべ町西本庄の須賀神社 (楠本誠二宮司) で子どもの成長を願う母子祭が営まれた。 昨年1月1日から12月31日までに生まれた幼児と母親35組が参加し、 玉串をささげて健やかな成長を祈願した。 楠本宮司は 「子どもは日本の宝。元気に育てて下さい」とあいさつした。
 昭和29年から毎年行われている恒例行事。 氏子で前年に生まれた幼児の成長を祈願している。 ことしは対象者40人のうち35人が参加した。 楠本宮司と前芝弘知禰宜 (ねぎ) の2人が本殿で神事を執り行い、 膝の上に抱っこされた幼児や母親、 各地区区長らが参列した。 式では氏子の町内11地区の代表者がそれぞれ玉串をささげ、 子どもと母親が一緒にかしわ手を打って祈願した。 楠本宮司は 「子どもはこれからの日本を背負っていきます。 昼夜問わず子育ての苦労があると思いますが、 立派に育ててくれることを願っています」 と述べた。 最後に、 各地区ごとに記念撮影を行った。 晩稲の岩﨑守秀さん (28) と真理子さん (28) 夫婦は長男の煌介君 (1歳1カ月) の健やかな成長を祈願し、 「とにかく元気で健康に育ってほしいですね」 とニッコリ、 東本庄の赤坂美直さん (37) と亜美さん (27) 夫婦も長女の幸菜ちゃん(4カ月) を抱っこしながら 「のびのび元気に育ってくれれば何よりです」と話していた。