平成18年から日高高校(髙田晴美校長)と姉妹校交流を続けている中国陝西省(せんせいしょう)の西安中学の生徒が23日、日高高校を訪れ英語や生物の授業に参加したほか、柏木征夫市長を表敬訪問。浴衣を着るなど日本文化にも触れた。
 生徒8人、教員4人が来校。午前中は英語、美術、生物の授業に参加し、日高高校の生徒と身振り手振りでコミュニケーションを深めた。午後から柏木市長を訪ねたあと、名田町の福々総合文化学院で浴衣を着た。
 惠舒翼(ホエ・スウイ)さん(17)は「日本に来るのは2回目です。少人数の授業で先生が丁寧に教えていたのが印象的です」と笑顔。引率の女性教諭は「浴衣は洋服よりきれいです。初めて着せてもらいましたが、自分で着るのは大変ですね。日高高校の生徒や先生は明るく親切で雰囲気がいいです」と話していた。