大阪学生バドミントン選手権大会が11日から18日まで東淀川体育館などで開かれ、由良町衣奈出身で関西大学4年の宮下渚紗さんが、女子シングルスで2年連続の優勝に輝いた。5試合すべてストレート勝ちと圧倒的な強さを見せつけ、団体でも優勝、ダブルスでも2位に入った。
 府内の18大学が出場し、男女別の団体、ダブルス、シングルスで熱戦を繰り広げた。
 宮下さんは37人が出場したシングルスでは、1回戦不戦勝、2回戦は大阪経済法科大学、3回戦は大阪体育大学、準々決勝は大阪教育大学、準決勝と決勝は同じ関西大学の選手とあたり、5試合とも2―0のストレートで下した。
 19組が出場したダブルスではシングルスの決勝で対戦した2年生の萬本咲希さんとペアを組み出場。初戦は大阪芸術大学、準々決勝は大阪国際大学、準決勝は関西大学のペアにいずれも2―0で勝利したが、決勝で同じ関西大学のペアに0―2で敗れた。
 団体では大阪教育大学、大阪体育大学と対戦し、いずれも3―0。宮下さんは大阪体育大学戦で出場し、1勝を収め、優勝に貢献した。
 シングルスでは2年連続優勝で、ダブルスも昨年度と同じ2位。平成22年度の大会でもシングルス、ダブルスともに3位に入るなど、毎年上位入賞しており、大阪の学生ではトップクラスの選手となっている。