美浜町は17日、 今月13日付で発送した固定資産税 (家屋) 納付書の記載課税額の一部に計算ミスがあり、 対象者271件の納税者に対して謝罪の文書を通知したと発表した。
 税務課によると、 家屋の固定資産税納付対象者は4216件あり、 5月1日を本年度1期目の期限として発送した納付通知書のうち、 窓口納付174件と口座振替97件に経年減価率の計算ミスがあった。
 町は2年前に課税額の計算等を行う管理ソフトを更新。 固定資産税は本年度が3年ごとの評価替えの年で、委託先のエンジニアによる入力作業にミスがあり、 実際の課税額より少ない金額の納付を通知したりした。 納付書を受け取った住民から 「税額が安すぎる気がするが、 間違いでは」 などという問い合わせが複数あり、ミスに気づいた。計算ミスは実際の課税額より少なくなった人が多く、多くなったケースもあったという。
 町は16日付で計算ミスのあった対象者に謝罪と説明の文書を発送。 「このたびは納税者の皆様にご迷惑をおかけし、 誠に申し訳ございません。 今後、 このようなミスのないようチェック体制を見直し、 再発防止に努めてまいります」 と話している。