県は11日、市内湯川町丸山地内の東裏川で、魚が大量に死んでいたと発表した。
 県河川課によると、10日夜、近くの住民が発見し、11日午前9時ごろに日高振興局へ連絡した。職員が確認すると、約400㍍の間に体長10~50㌢のウナギ約100匹、40~50㌢のコイ約20匹が沈んでいた。川幅は約7㍍、水深は平均約20㌢で、ほとんど水の流れがない所もあった。水は濁っておらず、油膜や異臭もなかった。昨年4月にも近くの東裏川で同じように魚が死んでいる。酸欠なども考えられるが、詳しい原因は分かっていない。現場ではすでに魚が普通に泳いでいるのが確認されており、環境などへの大きな影響はないとみている。