テレビ和歌山ら主催のWTV旗争奪第38回県婦人バレーボール選手権大会が8日、和歌山市立市民体育館で開かれ、日高支部の由良すいせんが見事初優勝を飾った。由良すいせんは自慢の攻撃力がさえ渡り、決勝を含む3試合をすべて2―0のストレート勝ち。2年連続2回目の出場で前回の初戦敗退から一気に県ナンバーワンへ上り詰めた。
 県内8支部の代表がトーナメントで激突。 由良すいせんは1回戦で名草クラブ (和歌山市)、 準決勝でサンクラブ (海草)、 決勝で根来クラブ (那賀) をいずれも2―0で破った。 準決勝の2セット目こそジュースとなったものの28―26でものにし、 3試合すべて1セットも譲らなかった。 岩﨑、 岡﨑、 中尾のアタッカーが大活躍、 攻撃陣を支えるレシーブも堅実さが光った。
 由良すいせんの向井宏幸監督は 「産休から選手が復帰して選手層が厚くなり、 特に攻撃がよくなった」 と勝因を語り、 「前回1回戦敗退でまずは1勝を目標にしてきましたが、 みんな頑張って優勝することができ、 大変うれしい」 と喜びいっぱい。 今後の目標としては 「次は全国ママさんバレー予選で勝ち残って全国大会へ出場したい。 去年は出場権を得ながら東日本大震災の影響で大会が中止となったので、 ことしこそ全国出場を果たしたい」 と話し、 一層の活躍を誓っていた。 由良すいせんのメンバーは次の皆さん。
 向井宏幸 (監督)、 久保文乃 (副監督)、 岡本奈緒 (マネジャー)、 南アキ、 木村公美、 山﨑由紀、 中田由香、 中尾名保子、 白樫真由美、 中村由美子、 見上さゆり、 岩﨑ゆうか、 川瀬由紀、 岡﨑由美子、 岡公世