県は9日、 台風12号の被害で通行止めとなっているみなべ町の東本庄と滝地内の国道424号線の復旧工事をスタート。 いずれも、 きょう10日にも通行可能となる見通しで、 南部地区から高城地区まで直線的につながる。 この2カ所が通れるようになると、 高城と南部間の通行時間が現状よりも15~20分程度短縮され、 住民生活の支障が大きく改善される。
 東本庄の現場は、辺川集落から南部川沿いに下流へ約200㍍の地点。増水で道路が側面からえぐられ、約100㍍区間にわたって路肩が崩落した。全面通行止めとなり、南部方面から辺川に行くには晩稲を経由して受領地区を通るルートが迂回路だが、時間的には15~20分程度の遠回りとなる。このため県は9日から現場工事に着手し、崩落した部分に土のうなどを積み上げている。応急的な措置で、片側通行にする。
 滝地内で通行止めとなっているのは、明神トンネル北側に架かっている滝の畑橋付近。橋台部分の近くが崩落し、路面が宙に浮いた形となっている。県は空洞となっている部分に土のうを積んで対処。国道の横を通っていた旧道(現在通行止め)を改修し、通れるようにする。
 日高振興局では「この2カ所は町内を通る幹線道路で、通行止め状態が続くと住民生活に大きな支障が出る。10日にも通れるようにできるだけ早く復旧させたい」と話している。住民らも「現在、南部地区から高城地区に行くには西本庄から熊瀬川を通るルートしかないが、国道424号の通行止めが解消されるようになるとかなり便利になる。とにかく通行できない道路を解消してもらいたい」と話している。