2010312-1.jpg 私たちの生活に欠くことのできない携帯電話。この携帯もいまは従来の電話と携帯情報端末(PDA)を融合させた高性能携帯(スマートフォン)が広がりをみせていて、 日本でも若い人たちの間でスマートフォンを持つ人が増えています。 人気の秘密はなんといっても便利で楽しいアプリ(アプリケーションソフト)で、仕事に趣味に遊びに...選べるその数はなんと10万本以上。今回はみなべ町に住む美人iPhoneユーザー、M本さんにスマートフォンの楽しさを教えてもらいました。
2010312-2.jpg 「じつはあんまり使いこなせてないんです」というM本さんのiPhone(アップル社)は3Gという2代目の機種。SMAPのCMを見て「かっこいい!」、思い切って他社から乗り換えました。主に使うアプリは音楽再生、グルメナビ、ニュース、映画情報などで、仕事では辞書機能や地図検索をよく使い、 外回りで交換した名刺はすぐさまカメラで撮影、名刺入れのアプリにあいうえお順に整理されています。契約はメールやネットをどれだけ使っても定額のパケ放題。毎月の携帯代は1万2000円前後になるそうです。
 iPhoneには電話番号などのキーパッドがありません。 操作はすべて大きな画面のタッチパネル上で行い、 フリック (はじく)、 タップ (軽くたたく)、 ピンチ (つまむ) の3つのシンプルな動作が直感的で気持ちいい! この複数の指先の動きを感知するマルチタッチスクリーンと呼ばれる機能はアップルが先駆けで、 M本さんは 「正直、 慣れるまではちょっとうっとうしかったです」 と笑いますが、 いまでは画面の新聞をくったり、 写真を拡大・縮小したり、 ネットの検索もサラサラ~っとお茶漬けのような軽やかな指さばきをみせてくれます。
 アップル社といえば、 iPhoneの前の大ヒット商品、音楽再生のiPodが有名。このiPhoneにもその便利な音楽ライブラリ・再生機能があって、FMトランスミッターでカーステに接続して音楽を楽しむこともできるそう。音楽についてはウィニーなどのファイル共有ソフトから違法に無料ダウンロードする人も多く、このため、ことしからはダウンロード規制法が施行されました。ちなみにM本さんは「私はちゃんと有料サイトでお金を払って買っています」。皆さんもきちんとお金を払ってダウンロードを。
 iPhoneの通信回線はWi‐Fi無線LANにも対応しているので、 ホテルや公共施設など公衆無線LANが整っている場所では無料でインターネットに接続できます。 M本さんの場合、 仕事でよく行く田辺市の県立情報交流センタービッグUのほか、 「休憩時間には公衆無線LANのあるマクドに行って、 ポテトを食べながらネットの本を読んだりしてます」。 話を聞けばなかなかどうして、けっこう使いこなしてはりますやん!