花を受け取り、笑顔の(左から)湯川さん、脇谷さん、栁岡さん

 長年にわたって更生保護活動に貢献している人をたたえる2026年度の更生保護功労者表彰で、日高保護司会の脇谷芳行さん(74)=印南町印南=、湯川惠子さん(72)=日高川町土生=、栁岡則子さん(70)=御坊市薗=の3人が法務大臣表彰、玉置幸史さん(73)=御坊市島=が全国保護司連盟理事長表彰を受けた。

 犯罪や非行に陥った人たちの改善更生を助けるとともに、犯罪や非行のない明るい地域づくりに寄与した功労者の顕彰で、脇谷さんは01年の11月16日、湯川さんは6月13日、栁岡さんは02年11月9日に委嘱を受け、罪を犯した人の更生や再犯防止、犯罪・非行の予防へ献身的に活動。脇谷さんは日高保護司会で今年から副会長を務めている。

 立ち直りを支える活動では、保護観察対象者の面接や環境調整を行い、脇谷さんは「面接は同じ目線で話すようにしてきました。また、あいさつ声かけ運動では、子どもたちの健やかな成長が見られてうれしいんです。受賞は会の皆さんのおかげ。これからも力を借りて更生保護や犯罪予防の活動に取り組みたい」。湯川さんは「対象者さんには上から目線で話すのではなく聞くことを第一に、言葉の表現をやわらげて意思疎通を図り、立ち直っていく時間を共有できたらと思って。諸先輩方や他の皆さんの協力、支えがあって続けてこられました。感謝しています。これからも貢献できたら」と話し、栁岡さんは「面接では『今日はどんなお話が聞けるかな』とワクワクしたり、仕事に就いてくれて安心したり、家族感覚でお話できて楽しかったです。夫のおじいさん、お母さんからバトンを受け、皆さんのおかげで続けてこられました。たくさんのご縁をいただき自分も成長させてもらいました」と笑顔を見せた。

 日高保護司会が28日、更生保護サポートセンター日高で法務大臣表彰の受賞を祝福。北岡久富会長が花を贈呈した。