大阪中体連のネット申し込み手続きミスで、大阪府代表の中高生8人が「JOCジュニアオリンピックカップU16陸上競技大会」に出場できなくなってしまったというニュースに愕然とした。選考を突破した選手だけが出場できる栄えある全国大会。努力を重ね勝ち取ったその切符を、自分に何の落ち度もないのになくしてしまった選手たちが、可哀そうでならない。

 なんでも担当者が申し込みの締切日時を誤認していて、しかも締切日時について組織内でまるで共有されておらず、気づいたときには締切ギリギリで、申し込みページにログインしたのは締切1分前。結局手続き作業が間に合わなかったとのこと。申し込み期間は1カ月余りあったのに、8人の夢の大舞台への申し込み手続きを、なぜしないで放っておいたのか。早めに手続きを済ませておけば、たとえ締め切り日を誤認していても事は難なく済んだのに。

 大中連の方々もご多忙で、エントリー期間には余裕があるからと後回しにしていたところ、そのうちにすっかり忘れてしまっていた、という感じなのかなとお察しする。後回しにしてそのまま忘れてしまうことは筆者にだってある。だからこそ、忘れないうちに早くやっておかねばといつも心掛けている。そんな戒めはなかったのか。

 その後、大中連は8人が大会に出場できるよう手を尽くしているが、日本陸連はノーとの回答。現在審理中の日本スポーツ仲裁機構の判断によっては出場が認められる可能性はあるとか。吉村府知事の関係者への働きかけや保護者発起のオンライン署名活動など、救済を求める声は拡大中。なんとか8人を大会に出場させてあげてほしい。(亜)