混凝くじら丸で競漕に挑む和高専の学生㊧

 第25回コンクリートカヌー競技大会が兵庫県で開かれ、和歌山高専環境都市工学科の学生チームがアイデアの部と製作の部でともに準優勝、競漕の部で3位に入り、総合で準優勝を果たした。

 同大会は、コンクリートを材料にカヌーを製作し、使用材料や形状の工夫などを評価する「アイデア」、カヌーの出来栄えを評価する「製作」、実際に乗艇して速さを競う「競漕」の3部門で競われ、3部門の成績を総合して順位を決める。

 和高専のメンバーは環境都市工学科3年の嶋隆瑛さん、田伏鷲仁さん、脇孝太郎さん、産屋敷篤紘さん、橋本颯斗さん、寺井雪菜さん、中田あや音さん。カヌーは「混凝(コンクリ)くじら丸」と名付け、昨年出場した先輩たちやデザイナーの岩本みなみさんはじめ、製作に携わったクラスメイトらの思いを込めて大会に臨んだ。

 使用材料や形状の工夫、精度の高い製作、デザインなどが評価され、アイデアと製作の部で準優勝。競漕の部でも3位に入り、総合準優勝を獲得した。

 同校では「学生たちは、失敗を繰り返しながら一つの目標に向かってチームで取り組み、ものづくりの楽しさや難しさ、コミュニケーションの大切さなどを学ぶことができた」と話している。