
美浜町三尾、2015年から休業中の日の岬国民宿舎&日の岬シティーホテルと近くのカナダ資料館で、エアコン室外機やボイラーが盗難とみられる被害に遭い、両施設を所有する日高観光株式会社が御坊署に届け出た。
同社の関係者によると、今月10日、宿舎に無線機を設置している会社から「導線が切られていて機械が使えない」と連絡があり、施設内を確認。2階や3階の客室に設置していたエアコンの室内機・室外機がほぼ根こそぎ、21台が消え、さらに1階ボイラー室のボイラー1基、電線を入れた袋150個、天井裏などのエアコンの銅管、アルミのドアがなくなっていたほか、警備会社が管理している資料館では、施設内の資料などは無事だったが、エアコンの室外機7台が被害に遭った。
宿舎が被害に遭った時期は不明。資料館は今年6月11日に利用があった際、室外機はなくなっていなかったという。
同社が試算した被害額は計約1800万円。関係者は「『ここまですんの?』と驚きました。盗った金属類をお金にするんでしょうね。資料館に保管されているものは貴重な資料でお金にはかえられない。歴史的価値があるものが壊され盗られたりしたらと思うと不安です。こんなことがあったと皆さんに知ってもらって抑止力になれば」と話している。


