県議会議員和歌山市選挙区補欠選挙(欠員3)が13日投開票され、国民民主党新人の林佑美さん、自民党新人の金澤耀司さん、無所属元職の旅田卓宗さんが当選した。年齢は順番に45歳、28歳、81歳で、やはり注目は旅田さん。先月の和歌山市長選では落選したものの、この年齢になって出馬しようというバイタリティーに驚かされる。
旅田さんと言えば和歌山市議、県議、和歌山市長を経験。2003年には和歌山市の文化施設用地を巡る贈収賄事件で、収賄容疑で逮捕された。起訴され、拘留中に再び市議選に立候補しトップ当選したが、その年、愛人が一部所有の料亭を市が不当に高い賃料で借りる契約を結ぶなどして市に損害を与えたとして背任罪でも起訴。10年に収賄と背任の罪で懲役4年の実刑が確定し服役。23年に公民権が回復していた。決してイメージがよいとは言えないが、旅田さんにお世話になったといういわゆる旅田信者もいるようで、今回の当選につながったのだろう。
筆者も辻立ちで手を振る旅田さんの姿を何度も拝見させていただいた。過去のことは別にして、あのお歳で頑張る姿には心を打たれるものがある。「人生100年時代」と言われる中で、同世代や中年の人には何か勇気や希望を与えてくれたと感じる人もいるのではないだろうか。
そんな旅田さんは県議会の一般質問があった去る16日、本会議に黄色いTシャツにジャケットを羽織った姿で登場。当然ながら議場になじまない。ベテランなりに謹んでいただきたかったが、普段ならわりとオシャレな服装とも言える。この型破りのイケオジ!? は今後どんな議員活動をしていくのだろうか。(吉)


