救急の日(9日)と救急医療週間(今年は6~12日)の行事が行われた。救急業務や救急医療に対する住民の正しい理解と認識を深めるとともに救急医療関係者の意識高揚を図る目的。御坊市消防では看護師さんの救急車同乗実習があり、日高広域消防は上級救命講習を開いた。取材を通し、あらためて救急医療について考える機会だった。

 以前、生後2カ月だった娘が深夜に高熱を出した。不安でいっぱいのなか、すぐに小児救急電話相談「#8000」をプッシュ。看護師さんが親身にアドバイスをくれ、県救急医療情報センターに電話して、小児科の診療が行われている和歌山市夜間・休日応急診療センターを紹介してもらった。3カ所とも親切、丁寧な対応で、子どももよくなり、助けてもらった。

 それから約2年、その娘にあめ玉をあげたところ、喉に詰まらせたことがあった。背中をたたくと吐き出したので事なきを得たが、危うく死なせてしまうところだった。子どもに対しては過保護なぐらいリスクを排除していたが、それは「つもり」で勘違いだったと猛省した。慌てて電話をかけた消防署にも迷惑をかけた。

 御坊市消防は「救急車の適正利用にご理解ご協力を。救急車は緊急性の高い人を病院搬送するためのもの。緊急性の低い場合は医療機関の診療時間内に受診しましょう」、日高広域消防は「あなたのそばで誰かが倒れたそのとき、あなたにできることがあります。救える命を救うために上級救命講習会を開催しました」。救急車の適正利用について考えたり、救命講習を受けて万が一のときに備えたり、皆さんも救急医療に対する理解を深めよう。(笑)