御坊市が事業者に委託して進めている紀州鉄道の必要性や将来的なあり方に関する調査・検討支援業務は13日から19日まで、利用者の実態調査が行われる。委託業者は中央復建コンサルタンツ株式会社和歌山営業所(和歌山市)に決まっており、いよいよ本格的な調査が始まる。

 実態調査では紀州鉄道に調査員が乗り込み、利用客にアンケート用紙を配付。利用する駅や目的、頻度などを問うほか、現状の赤字経営での運行、今後の紀州鉄道の必要性、役割、運行維持のための負担金などについて選択式で回答を求める。10月には市民に対する意向調査も行い、これらの結果を基に利用者の利便性確保や紀州鉄道が地域にもたらす価値を検討し、来年3月中旬に結果が報告される。

 紀州鉄道は廃線の危機に陥っていたが、事業譲渡先が見つかり、存続に一定の道筋が見えている。