農業への思いを発表するJAわかやま主催の青年大会が和歌山市の県JAビルで開かれ、紀州地域本部の平野善之さん(35)=みなべ町東神野川=が県代表賞(1人)に選ばれた。12月3日に滋賀県で開催される近畿地区JA青年大会に出場する。

青年大会には県内6地域の代表6人が出場。制限時間10分以内で発表し、内容や態度で競った。
平野さんのテーマは「職業の選択に農業を」。20歳のとき、農業を営んでいた父親が他界。通っていた農業の専門学校を休学して実家に戻り、兄と一緒に農作業に従事した。そのとき、地域の人たちが手伝ってくれたり、いろいろなことを教えてくれたりして乗り切ることができたという。本格的に農業を始めてからも営農指導員やJA青年部の仲間からの支えを受けた。そうした経験から「今度は自分が(農業を始める)次の人を支える側になりたい」と語り、「農業を始めたい人が安心して一歩を踏み出せる。農業を始めた人が地域に支えてもらいながら経営を続けられる。そして、ちゃんと農業でもうけて『農業っていい仕事ですよ』と言える。そんな地域を私たち青年部が中心となって地域やJA、行政とともにつくり、農業を人に勧められる仕事にしていきたい」と締めくくった。
平野さんは「青年部のみんなにアドバイスを受け、県代表になることができたと思います。近畿でも自分の農業に対する思いを伝えたい」と話している。


