
うめ生産者や市町、JAなどでつくる紀州うめ研究協議会(﨑山晃市会長)のうめ着果不良対策研修会が27日、みなべ町生涯学習センターで開かれ、農家など約170人が参加した。
同協議会は毎年3月頃にウメ研究成果発表会を開催してきた。3年連続の不作を受け、農家から不作の原因がわからないとの声も出ていたことから、基本的な栽培方法や技術を広く伝え、振り返る場として着果不良対策研修会が開かれた。
みなべ町東本庄の県果樹試験場うめ研究所の研究員5人と日高振興局職員1人、西牟婁振興局職員1人の7人が、うめの不作の要因や今後の対策などをテーマに発表した。
研究員の道上想さんは「2024~26年ウメ不作の要因」と題して発表した。不作の要因は、24年は暖冬による不完全花の増加、25年は気象条件がミツバチによる授粉活動に適さなかったことを指摘。26年は暖冬による不完全花の増加に加えて、夏から冬の乾燥が花に悪影響を与えたとまとめた。
うめ研究所主任研究員の城村徳明さんは「今回の報告は基本的なことが多いが、水分や肥料を与えるなど、研究成果を踏まえて、あらためて実践していただきたい」と話した。


