
特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、御坊署は20日、美浜松原郵便局の2人に感謝状を贈った。
感謝状を受けたのは局長の田端伸行さん(37)=美浜町=、局員の南歩さん(24)=御坊市=で、同署によると、先月3日午後1時ごろ、訪れた60代の男性が「キャッシュカードの利用限度額を上げたい」と依頼。窓口担当の南さんと田端局長が連携し、詳しく話を聞いたところ、男性がSNSでやりとりしている相手から「利用限度額を上げると補助金を融資する」と言われていたことなどが分かり、詐欺の可能性が高いと判断して警察に通報した。
2人によると、男性は前日2日にも同じ用件で訪問。警察に相談するよう促していたという。
感謝状は福田智哉署長が訪ね、啓発用のオリジナル水筒とともに贈呈。田端局長は「これからもお客さまに信頼される局を目指していきます」、南さんも「すぐにおかしいと思いました。被害を防げてよかったです」と話していた。
19日までに認知された今年の県内特殊詐欺被害は178件・約14億円。御坊署は10件・約4300万円。一方で御坊署管内では金融機関やコンビニの窓口での被害防止が今回を含めて7件あり、すでに昨年一年間の5件を上回っている。福田署長は「窓口で阻止いただき、ありがとうございます。これからも一件でも被害を防ぐためよろしくお願いします」と話した。


